第5回 開発番号13【サブマリンAB】

新たな情報を求める場合、勉強会、講演会などに参加し受信を繰り返すことで交信を図るが、受信から始めた交信では良質な交信は生まれない。一方、発信を繰り返すことで生まれる受信は良質で有益な交信に展開する場合が多い。発信することで目的が理解され、目的に沿った交信を相手がしてくれるからである。

また、本誌など専門誌から新情報を得ようとする人々も多い。同一人物が毎回違った内容で1年間に数回の頻度で発表する。それが20年以上も続けばその人々の目にもとまり、相当目立った存在になる。「貴方はこう言っているけど私はこう思う」とか、「こんなことを考えているけど一度見てもらえないか」など、さまざまな交信が発信することで始まる。発信を繰り返すことで交信が生まれ、その交信から新たな人脈が生まれる。こうして新たな人脈から自然発生した異脳者集団「アイデア工房」が誕生した(新たなものを求めて異業種交流が進むが、考え方が同じでは新たなものは生まれない)。

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